仕事&育児に行き詰まって退職しました

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2019年に書いた記事をリライトしました。

15年間営業職を勤めたのですが、仕事&育児に疲弊し、毎日イライラしていました。

仕事&育児に行き詰まった

1日の流れ

育休取得後は生後7ヶ月職場復帰しました。

夫婦ともに、実家までは3時間/5時間と遠方で近くに知り合いもいませんでした。

会社の制度として裁量労働制・在宅勤務もOKだったので、働く時間と場所の融通は比較的効く方だったのではないかと思います。

夫は朝7時~16時まで働き、その後17時に子どものお迎えに行ってもらっています。

私は朝9時に娘を保育園に預けた後、10時前ぐらいに出社し、17時前後に退社、18時前後に帰宅という1日でした。

もちろん、仕事の都合でもっと早く預けた日もあれば、もっと遅く帰宅する日もありました。

ストレスとタスク・睡眠不足

しかし、時間と働く場所の融通がこんなに利く会社でも、疲弊した毎日でした。

職種はフィールド営業で、四半期ごとの数値目標達成に対する圧力が非常に高い会社だったな、と振り返って思います。

もちろん仕事ですから、この日の何時までに、できれば可能な限り早くやりたいタスクは次から次へと湧いてきます。

性格もあって、早くやりたいという気持ちはあるものの、子どもには親の事情など関係なく、食べない・お風呂入らない・歯磨きしない・寝ない・そもそも保育園にたどり着けない…

当時2歳ということもあり、とにかく何でもイヤイヤされ、ほとんど全てのことが予定通り進まないことが非常にストレスでした。

また、子どもに夜中に何度も起こされる日が続き、免疫力が下がったせいか、体調の悪い状態がずっと続いていました。

体調が悪いと更に余裕がなくなり、今思えば何でもないイヤイヤにキレてしまったり、夫に八つ当たりする日々でした。

転職も考えたけれど、結局何がやりたいのかわからない

売上目標の達成に対する圧力が非常に強い会社だったこともあり、ストレスはそのせいかな、、と思い、転職も考えました。

でも、今の会社では実現・享受できなくて、他の会社で実現できる・享受したいモノや制度・風土って何だっけ…

裁量労働制で、働く場所は自由で、制度面では特段申し分はなく、心身も家庭もボロボロ…とも言える状態で、ポジティブに考えることはできませんでした。

「とにかく一回辞めれば?」という夫の言葉

私が疲れ果てストレスを溜めることで一番の被害を被っていたのは、他でもない夫だったと思います。

毎日、私の機嫌を伺い、私がキレないようにビクビクしながら生活するのは、もう嫌だと言われました。

私は言われて初めて、自分の言動が家族を不幸にしていることに気づきました。

今の仕事に対して特段実現したいモノや思いがある訳でもなく、熱意を持って取り組んでいる訳でもない仕事に苦しめられることで、結果、家族を犠牲にしている――

転職活動もうまくいっておらず、収入が減ることはあり得ないと考えていた私を見ていた夫から、

「自分は家族が毎日ニコニコ幸せに暮らせるなら、たとえ収入が少し減っても別にいい。とにかく一回辞めてゆっくり休んで、それからのことは元気になってから考えれば?」

のようなことを言われたと記憶しています。

疲れ果て毎日イライラしていた私は見ていられない状態だったんだろうと思います。

迷いはあったけれど、逃げるように退職

仕事を辞めた後のことは、特段何も決まっていませんでした。

でも、何かをやろう、という気力も全く沸いてこない状態でしたし、夫の言う通り、まずは一回ゆっくり休もうと思いました。

バリキャリ思考で、仕事をしていない自分なんて、これまで考えもしませんでした。

まとめ

当時は仕事をしないことに対して、かなり迷いがありました。

つい4年前のことですが、振り返るとずい分短期的な思考だったなぁと思います。

人生は本当に長くマラソンのようなもので、収入が減ったり、子どもがいて自分の思うように物事を進められない時期も人生にはあるさ…と今では思います。

そういう思い通りにいかない時期も全部引っくるめて、何とかなるさ~と肩の力を抜いて、ニコニコ穏やかに生活できるようになれれば良いなぁと、最近は思うようになりました。