子育て、こんな時どうする?我が家はこうしました!

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我が子も小学1年生になり、子育ての悩みは生活に関する悩みというよりは「人間としてどう育てるか」といった内容になってきました。

個別具体的な、「我が家の・今・こんな状況」の時、親として一体どうするのが正解…!?というのは子育てのマニュアル本には載っているはずもありません。

わーわー泣く子供の目先のご機嫌を取って泣き止ませることはできるけれど…。

みんなは一体どうしているんだろう…みんなに聞いてみたい!といつも悩みながら子育てしているので、こんな時こうした、という私達の取った対応についてご紹介します。

好き嫌い激しい子供。おにぎりの具は塩昆布に余計な鮭

我が家の一人っ子は物心ついた時から好き嫌いが激しく、親としては毎日の野菜やタンパク質の摂取量が気になるところです。

週末は夫がごはん作りを担当していますが、何とかタンパク質を食べさせたいという思いで、子供が大好きなおにぎりに鮭を混ぜ込んでいました。

しかし、ツナマヨとか鮭いくらのように、確立されたコラボレーション(?)以外は、普通おにぎりの具に2種類入れるというのは聞いたことがありません。

塩昆布+鮭って、、、まずくはないけど、異物感がハンパないだろうな、と私も思いました。

案の定、子供も塩昆布だと思って食べた大好きなおにぎりを汚されたショックから、ワーワー泣いておりました。

落としどころは「1個食べたら塩昆布だけで作る」

“子供がワーワー泣き始めたら窓は閉める”―—

子育ても7年目。

その辺りは心得ているのですが、どうしようかな…と迷いました。

大好きなおにぎりへの期待を裏切られた子供の悲しさは理解できました。

タンパク質を食べさせるなら他にも方法はあったんじゃないかな、と夫に対する怒りも少しありました。

私がさっと塩昆布のおにぎりを作り直すという選択肢も浮かびました。

しかし、夫は夫なりに子どもにタンパク質を食べさせたい、という私と同じ思いがあって、その解は完璧ではないかもしれないけれど、尊重すべきだと思いました。

ワーワー泣くだけの子供の、子供ならではの気持ちと夫の親としての思い。

ケンカ腰ではなく、夫に塩昆布だけのおにぎりをどうしても食べたい子供の気持ちもわかってあげてほしいことを伝え、何とか「あと1個塩昆布+鮭のおにぎりを食べたら塩昆布だけのおにぎりを作る」というところで妥結しました。

私もそこが落としどころだと思いました。

ワーワー泣く子供を励ます

切り替えが大事とは言いますが、私にもなかなかできません。

まして子供ならなおさらです。

「塩昆布+鮭のおにぎりはイヤ、塩昆布だけのおにぎりが食べたい!」と主張し泣いている手前、もう1つ塩昆布+鮭のおにぎりを食べることは、負けを認めることになり、子供なりにプライドが許さないんだろうと思います。

無理かなぁ…と半ば諦めながら「あと1個食べたら、塩昆布だけで作ってくれるって!頑張れ!」と励ましていました。

泣きながら食べた!自分の主張を曲げられた瞬間

ずい分長い時間、泣いていたと思いますが、止まらない涙を流しながら、塩昆布+鮭のおにぎりを食べた時には子供の大きな成長を感じ、こちらも泣きそうになりました。

嗚咽する喉にごはんを押し込むように流し込んだ記憶は私にもあります。

夫にもあるそうです(笑)

親に叱られたりケンカしたり、泣きながらごはんを食べる経験は誰にでもあるのかもしれません。

今では良い思い出です。

「泣けば何とかしてくれるだろう」とは考えてほしくなかった夫

私は親に大変甘やかされて育ったこともあり、かなりの甘えん坊です。

子供が泣いていると「かわいそう!」と感じてしまい、ご機嫌を取って泣き止ませることを最優先させようとする傾向があると最近自覚しました。

しかし夫の考えは違いました。

この時も「塩昆布を食べたい」など、何でも良いからと自分の主張をまず言葉にしてほしかったようです。

何も言わず「泣けば(主に私が)何とかしてくれるだろう」ではなく、自分で何とかしようとしてほしかったそうです。

そういう意味では私の、塩昆布おにぎりを夫に作ってもらおうとして私が夫と交渉した行動は必ずしも正しくなかったのかもしれません。

夫の鮭+塩昆布でタンパク質を摂らせようという考えも何か違うと思いましたが、私も間違った行動を取っていたことを後になって自覚し、私も夫も完璧ではなく、許し合うことって大事ですね。

子育ての悩みは「ヒト」から「人」へ

寝かしつけが大変!とか、イヤイヤが大変!のような「ヒト」としての成長に関する悩みのフェーズは過ぎ、「人」としてどう育ってほしいかというフェーズになってきたんだなぁと思います。

ママ友と話していても「習い事はどうする」とか、「どんなゲームを与えるか」など、教育方針や生活をどうするか、などは個々の家庭の考え方次第なので、「そうなの!ウチも大変で…」というような会話はずい分少なくなり、少し寂しいなと思うこともあります。

まとめ:うまくいかなくてもいい 見守ってみる

今回は子供が自分の主張を曲げ、塩昆布+鮭のおにぎりを食べましたが、泣くばっかりで結局塩昆布のおにぎりは作ってもらえなかった、あるいは私が夫と交渉もせず、泣くだけで塩昆布+鮭のおにぎりだけで何も食べられない、という展開もあり得ました。

でもそれならそれで良いのかな、と思います。

その結果を子供なりに受け止め「泣いているだけでは誰も助けてくれない。何も状況が変わらない」ということを身をもって学び、次はこうしようと思えれば良いのかもしれません。

もちろん、ここは家庭なので、安心して甘えられる場所だと感じさせてあげることも大事だと思います。

その辺りの判断が難しいから、場面場面での対応の判断って、本当に難しいなと感じます。

こんなことは子育て本には書いてないなぁ…と思います。

我が家のケースでした。ご参考までに

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