バリキャリ思考の私が仕事を辞めて3ヶ月―変わったこと
2019年8月の記事をリライトしました
過去の非公開記事を見返していて、仕事を持たれていて日々疲れているママさん・パパさんの参考になればと思い、公開にすることにしました。
仕事や育児に疲れ果て、逃げるように会社を辞めた後、3ヶ月が経過した時の記事です。
少し加筆・修正をしています。
仕事を辞めて3ヶ月
仕事を辞めてもうすぐ3ヶ月です。
5年間勤めた会社の習慣はまだ抜けきらず、第一四半期の売上を追及される時期だなぁとぼんやり同僚達のことを思ったりしています。
仕事のことそのものを考えることはもうあまりなくなったのですが、仕事をしていないことに対する劣等感や焦り・不安のようなものは定期的に襲ってきます。
バリキャリ思考で生きてきたこともあり、その仕事を失ったのだからある程度仕方のないことなのかもしれません。
むしろ仕方のないこと、と割り切って、3年・5年・10年ぐらいの長いスパンで考えられればな、とは思うのですが、なかなか人間の思考のクセのようなものはそうすぐには変わらないようです。
仕事を辞めて3ヶ月・変わったこと①:「エコ」を考えられるようになった
2歳の娘を1日構ってなきゃいけない土日がしんどいのは変わらないのですが、娘を保育園に預けている平日は少し余裕のある日々です。
シャンプーや洗濯洗剤などを、詰め替えにして「プチ エコ貢献!」と一人ガッツポーズしていたり。
私の怠慢だったところもあったと思うのですが、本当に、シャンプーを詰め替える程の余裕もない日々でした。
「ない時間をお金で解決!」みたいな思考でした。
仕事を辞めて3ヶ月・変わったこと②:普段はやらない掃除ができるようになった
目に付いた炊飯器の横のホコリをついでに掃除したり。
部屋の掃除すらままならず、“普段しない場所の掃除”なんて、気力も体力も時間もなかったけれど、そもそもそんな所に気を留めることもできなかったのです。
仕事を辞めて3ヶ月・変わったこと③:夫の怠慢も許せるようになった
夫が所々に散らかす使用済タオルや、空いたペットボトルや靴下などにも心がザワつくことなく、「あれま。」の一言で片づけられたり。
思い返せば、余裕がなさすぎるせいで近くにいる人に日々の疲れの不満をぶつけることが日常だったのです。
今でも自由奔放・イヤイヤな娘にイラっとしてしまうはもちろんありますが、母は女神ではないのである程度仕方ないとして、ほんの些細なことで夫にケンカを吹っ掛けたり、キレたりすることはほぼ皆無です。
私が夫に求めていた“改善”という名の吹っ掛けたケンカの数々は一体何だったのか…
我ながら自分の人間の小ささに恥ずかしくなります。
気持ちのアップダウンが激しい
今日はこんな記事が書けるぐらい落ち着いた気持ちですが、「お金を生み出せていない」・「何の成果もあげられていない」ことに対する罪悪感のようなものは定期的に襲ってきます。
また、ずー…んと落ち込む日がくるかもしれません。
この先どんな気持ちになるのかわかりませんが、心穏やかに笑っていられたら、と思います。