多様性を考えるオススメ絵本!『だがし屋のおっちゃんはおばちゃんなのか?』
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男らしさ・女らしさとは?考えるきっかけを与えてくれる絵本
おっちゃん?おばちゃん?クスッと笑えるタイトルに惹かれて読んでみました。
筋肉ムキムキ・人前で平気でおならをする・大きなガハハという笑い声 etc…
だがし屋の店主であるおっちゃんは、どう見ても男性だと思っていたけれど…
そんなおっちゃんが「はるこ」と呼ばれていたことからおっちゃんは女性かもしれないという疑惑を確かめに行くお話です。
確かめに行く2人はいつも大声の女の子のまきちゃんと、いつもなよなよして頼りない男の子のみっちゃん。
最近でこそLGBTの方々の存在が認知され、様々な権利も認められるようになってきましたが、そうしたことを言葉で子どもに説明し、理解してもらうことは難しいように思います。
だからこそ、おっちゃん・おばちゃんという生真面目でないストーリーで優しく伝えられたらと思いました。
男らしさ・女らしさとは何だろう。
自分らしく生きることを選んだお友達にかけてあげる言葉は何だろう。
子どもなりに考えるきっかけを与える一冊です。
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絵本データ
タイトル | :だがし屋のおっちゃんはおばちゃんなのか? |
著者 | :多屋 光孫 |
出版社 | :汐文社 |
お勧め年齢 | :小学校低学年 |
ジャンル | :多様性 |