いつ・何をすればいい!?保活のスケジュールを解説!

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保活を始めよう!と思い立ったのは良いけれど、いつ・何をすればいいかわからず、ついつい先延ばし…という方も多いのではないでしょうか。
今回は認可保育園・認可外保育園に分け、いつ・何をすれば良いか、お勧めスケジュールをまとめました。

なお、本記事では翌年4月入園の場合を想定しています。
それぞれの出産のスケジュールもあるかと思いますので、出産予定日の前後1ヶ月は動けないことを想定しています。
また、東京都杉並区を想定していますが、他の自治体にも共通するところは多いと思いますので、ご参考になさってください。

結論:認可外を早めに、認可は制度をしっかりチェック

詳しいスケジュールは後述しますが、結論としては認可外保育園の見学・申込を早めに行いながら、認可保育園については自治体から配られる保育園の入園案内をよく読み、制度を理解することが重要です。

認可保育園は申込が概ね10月からであり、自治体が定める基準に従って入園の合否が決められます。
そのため自分が希望する園に入れるか入れないかは、その基準を理解することが必要だからです。

対して認可外保育園は、園が独自に入園の合否基準を決めています。
中には先着順の園もあります。申込したくても、既に希望者が多すぎて申込を受け付けていないということもあるため、希望する園がどのような申込基準になっているかは、早めにチェックしておくのが良いです。

認可保育園と認可外保育園の違いがわからない方はこちらをチェック!

【4月~6月】

認可:入園案内を見てみよう 

毎年10月に新しい入園案内が配られるため、この時点で入手できる入園案内は、その年の4月~翌年の3月入園用となります。(杉並区では3月の入園調整はありません。)

例えば…

2025年4月入園を希望していて、今が2024年4月の場合

入手できる入園案内は、2024年4月~2025年2月入園用。
2025年4月入園用の入園案内は2024年10月以降に入手可能となる。

待機児童の状況に合わせて毎年少しずつ制度が変わるのですが、大枠は変わらないため、ぜひ入手できる入園案内を見て、どういった制度で入園の合否が決められるのか理解しておきましょう。

チェックしたいポイント①:指数(基準指数・調整指数)の制度

入園の合否は指数で決まります。
自分の指数は何点か、わかるようにしておきましょう。

チェックしたいポイント②:「保育の必要性の認定」の制度

認可保育園は「保育の必要性の認定」がないと申し込むことができません。
自分は「保育の必要性の認定」(2号・3号)に該当するか確認しておきましょう。

チェックしたいポイント③:申込に必要な書類

申込にあたり、必要な書類がいくつかあります。(毎年大きく変わりません。)
中には会社に申請して作成してもらう書類もあり、時間がかかるものがあります。
発行するのにどれくらいの時間が必要か確認し、時間がかかる場合は早めに手配しておくと良いでしょう。

チェックしたいポイント④:今後の自治体のスケジュール

申込の受付期間、結果発送、二次申込スケジュールなどをチェックしておくと、復職までのスケジュールもイメージしやすくなります。
(1月中旬結果発送・2月下旬二次申込結果発送なので、結構ドタバタです…!)

認可外:情報収集・見学

気になる認可外保育園に問合せ、申込方法の確認をしましょう。
(先着順の保育園は早めに申込をしましょう。)

可能であれば見学もし、実際にいくつか園を見てみることで保育園ごとの違いがわかり、自分の保育園選びの基準がイメージしやすくなるかもしれません。

そもそもどんな認可外保育園があるかわからない、という方は自治体の窓口に相談してみましょう。
(杉並区では一覧をもらえます。)

自治体:動きなし(窓口での質問受付)

自治体は特に動きはありません。
通年で質問の受付をしていますので、入園案内を見て不明点があれば窓口や電話で聞いておくと良いでしょう。

【7月~9月】

認可保育園:見学

認可保育園は10月から申込が開始されるため、9月・10月・11月の見学が非常に混みます。
できれば余裕をもって7月頃から気になる園の見学を開始すると良いでしょう。

認可外保育園:見学・申込

認可外保育園は早めに申込を受け付けている園も多いです。
入園が決まっている園が確保できると気持ちも楽になるため、良い園があったら申し込んでおくと良いでしょう。

なお、認可外保育園は認可保育園の内定が決まった場合、入園を辞退することができる園も多いです。
申込時は辞退も可能か、合わせて確認しておくと良いです。

自治体:動きなし(窓口での質問受付)

7月~9月も自治体は特に動きはありません。
入園案内を見て不明点があれば窓口や電話で聞いておくと良いでしょう。

【10月・11月】

認可保育園:入園案内を入手・見学・書類準備・申込

10月1日から翌年4月以降入園分の入園案内が配布されます。
(杉並区は自治体HPからダウンロードも可能)

取り寄せて内容を確認し、不明点は窓口で質問しましょう。
(前年度分を読んで理解していると、差分チェックだけで済むので少し楽になります。)

気になる園は見学をし、書類の準備や申込用紙への記入などを進めましょう。
(杉並区ではオンライン申込が可能になりました。)

認可外保育園:ー

10月・11月は認可保育園の手続きで非常に忙しくなります。
認可外保育園の見学・申込はできれば9月までに済ませ、10月・11月は認可保育園の手続きに集中できると良いですね。

自治体:入園案内配布・一次申込受付

10月1日に翌年4月以降入園分の入園案内を配布します。
(杉並区は自治体HPからダウンロードも可能)

また、同時に一次申込の受付も開始されます。
入園案内を読んで不明点があれば、窓口や電話で質問しましょう。(とても混みます!)

【12月】

認可保育園:二次申し込み

11月までの一次申込で申し込まなかった方は、二次申込となり、12月から申し込みができるようになります。
一次申込で申し込んだ方は1月の結果発送まで待機することになります。

認可外保育園:見学・申込

認可保育園の手続きが一段落するので、認可外保育園で気になる園があり、まだ見学や申込をしていない場合は、この時期に活動するのがお勧めです。
認可保育園の結果が出てからだとかなりギリギリとなり、焦ります。

自治体:二次申込の受付開始

順次、一次申込で受け付けた内容に基づき利用調整を行ます。
また、12月から二次申込の受付を開始します。

【1月】

認可保育園:一次申込結果の受領・希望園の変更・二次申込

1月中旬に一次申込結果を受け取ります。

もし内定しなかった場合は、そのまま二次調整の対象となりますが、希望園が人気で二次募集に空きがないことがわかった場合など、希望園を変更することができます。

認可外保育園:内定連絡・辞退連絡

認可保育園の結果が判明する頃に、内定連絡を行う認可外保育園が多いです。
一次申込結果で内定し、認可保育園に通う場合は、速やかに辞退の連絡をしましょう。

自治体:一次申込結果の発送・二次募集予定人数の発表・二次申込の受付

1月中旬に一次申込結果を発送します。
一次調整の結果を受け、二次調整における募集予定人数を発表します。
内定しなかった方を対象に、そのまま二次調整を行います。

【2月】

認可保育園:面接・健康診断/二次調整結果の受領

一次調整で内定の場合は、内定した保育園で面接と健康診断を受けます。
一次調整で内定しなかった場合は、2月下旬に二次調整結果を受領します。

内定しなかった場合は利用不可通知を受領することになり、育休を延長する方はこの書類を勤務先に提出する必要があります。

認可外保育園:内定連絡・辞退連絡

認可保育園の結果が判明する頃に、内定連絡を行う認可外保育園が多いです。
一次申込結果で内定し、認可保育園に通う場合は、速やかに辞退の連絡をしましょう。

自治体:二次調整結果の発送

二次調整の結果を発送します。

【3月】

認可保育園:保育所等利用調整結果通知書の受領/面接・健康診断

入園調整の最終結果が記載されている「保育所等利用調整結果通知書」を受領します。
また、内定した保育園で面接・健康診断を受けます。(2月に受けていない場合)

認可外保育園:内定連絡・辞退連絡

認可保育園の結果が判明する頃に、内定連絡を行う認可外保育園が多いです。
一次申込結果で内定し、認可保育園に通う場合は、速やかに辞退の連絡をしましょう。

自治体:保育所等利用調整結果通知書の発送

入園調整の最終結果が記載されている「保育所等利用調整結果通知書」を発送します。

まとめ:認可の見学は夏頃・認可外は早めに

保育園の見学を行うのは認可保育園については夏頃を目安に、認可外保育園は情報がなかなか手に入らないこともあり、とにかく早めに情報収集・見学・申込をしておくことが重要です。

認可保育園は自治体が定めた申込スケジュールに従い、制度を理解し、必要書類を揃えることがとても大変です。
また、出産は想定よりも早まったり、産後の体調回復に時間がかかったり、予想外の事態が発生しがちです。

余裕をもって早めに保活を開始しておけると良いと思います。