絵本ならではの非日常の世界を味わう『ゆかしたの ワニ』

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非日常を味わえる絵本ならではの世界

床下にワニ…!?
それだけで興味を惹かれ、読んでみました。

さも当然のように、床下にワニが住んでいる「ぼく」の日常が語られていきます。
どうして床下にワニがいるのか・なぜ歯磨きをしてあげなければいけないのかは、一切描かれていないところがファンタジーの絵本の世界だなぁと思います。

狂暴なワニの歯磨きをしようと思ったら、自分だったらどうするか――

うーんうーんと考えながら読み進めると良いかもしれません。

ワニに嚙まれないようにするには…
肉食のワニの食べかすをきれいに取り除くには…
歯磨きの途中でワニが自分を食べようとしてきたら…

「ぼく」はそんな難題をアイデアと七つ道具で乗り越え、難なくワニの口から脱出する、痛快な絵本です。
「ぼく」の生活感が伝わってくるように描き込まれたお家も見ものです。

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絵本データ

タイトルゆかしたの ワニ
:ねじめ 正一
:コマツ シンヤ
出版社:福音館書店
お勧め年齢:4歳・5歳・6歳
ジャンル:創作絵本

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